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今年で引退をする4年生の「秋シーズンに懸ける想い」をご紹介いたします。
4年RBの田中一蕗です。
つい先日まで、字面では「引退」を理解していてもどこか自分ごとではないような。
毎朝嵐が丘でみんなとアメフトをする日々が永遠と続くような、そんな感覚がありました。
しかし今、引退ブログを書いていると「引退」の現実をひしひしと実感しています。
正直、死ぬほど寂しいです。泣きそうです。
ユニコーンズ、最高でした!!!
この勢いのまま、熱いユニコーンズ愛の文章を書こうと思ったのですが、過去の日記を振り返ると「あれ?」いい事ばかりでもなかったな。
感傷に浸ろうとしていた気持ちが少し冷めたところで、冷静に引退ブログを書きたいと思います!
僕のユニコーンズライフは本当に色々なことがありました。
コロナや事案、大勢の同期の退部、RBコンバートなどなど。
入部時に思い描いていたものとは遠くかけ離れたものでした。
一方で、日大戦劇的勝利やTop8昇格など、嬉しいことも同じくらい沢山あり。
良くも悪くもここまで感情が忙しなく動き続ける4年間は後にも先にもないと確信しています。
そんな激動のユニコーンズライフで得た最大の財産は、ありきたりですが「仲間」だと思います。
ユニコーンズに所属した7年間、何度も仲間と衝突しました。グラウンドで掴み合いの喧嘩をしたことも。その度に100回は絶交を決意しました。
でも、気づくといつの間にか、何事もなかったかの様に一緒に焼肉を食べて仲直りしていて。
今は、「雨降って地固まる」。好きと嫌いを30周くらいして大好きに落ち着いた、そんな感じです。
ユニコーンズの仲間といる時間が僕にとっては何よりも大切な時間で、慶應でアメフトを続ける一番の大きなモチベーションだったと思います。
今後社会に出て、どんなに辛い事があったとしても、彼らの存在に元気づけられ、乗り越えられる。そんな気がします。
そんな大切な仲間の中でも沼田、福田、大成には特に感謝しています。
入部当初、留学から帰ってきて学年を落としていた僕は、今の同期(塾ユニ時代は後輩)とは微妙に気まずい距離を感じていました。(入部して暫くは敬語を使われたり)先輩なのか?同学年なのか?イマイチハッキリしない、そんな僕をこの3人は入部初日から同期として迎えてくれたような気がしています。
初日から沼田は、敬語使って敬いフェイクで僕のことをいじり倒し、福田に至っては第一声から呼び捨て、タメ語。
中途半端な立ち位置の僕に気を遣ってくれたのか、単に舐めていただけなのかは分かりませんが、どちらにせよ2人の強引なやり方のお陰ですんなり同期の輪の中に入ることが出来ました。ありがとう。
大成は、、、、、ありがとう! Steelersトーク、花十番、LA・NY旅行、オンオフ合わせて一番一緒にいた気がします。Kickingの面白さは彼から教わりました。
他にも、ラフィー、玉川、新貝、こうえい、陽太、あつし、そうじ、宇佐美、山下、徳永….特に感謝を伝えたい仲間は沢山いますが、それは今度直接言います。
指導者の方々、先輩の皆様、後援会の方々、いつもサポートして下さりありがとうございました。
後輩のみんなもありがとう。
そして何より両親に感謝です。ありがとうございました!
冷静に7年間を振り返っても、やっぱりユニコーンズでの時間は最高でした。