最新ニュース
今年で引退をする4年生の「秋シーズンに懸ける想い」をご紹介いたします。
高校からアメフトを始めてはや7年が過ぎた。「Last year頑張ろう」と昨年末に意気込んでいたのがつい最近に感じる。
最近は気候も涼しくなり、”学生フットボール引退”という事を少しずつ実感し始めている頃である。
この引退ブログを書くにあたって人生を振り返った時に、今自分が、”慶應”で、”ユニコーンズ”で、プレーできたことは、人生の中で奇跡に近いし、何より同期や後輩、偉大な先輩たちとの出会いは、一番の財産だなと感じる。
高校2年春、駒沢陸上競技場での早慶戦を見た。当時僕は、足立学園ワイルドベアーズに所属していて、都大会準決勝が控えており、対戦相手の早稲田高等学院のスカウティングで、早慶戦の観戦に行った。「せっかく来たなら、大学の早慶戦も見て帰ろう。」と思い、残って試合観戦をしていたら、両校のスタンドの盛り上がりや、活気溢れるサイドラインに圧倒された。TOP8の他のどんな試合より盛り上がっていたのを鮮明に覚えている。「早慶に入ったら、こんないい場所で、こんな大勢の観客の前でプレーできるのか。」そう思い、あの日から憧れに変わった。
とは言え、私の高校からはそう簡単に早慶に入れるわけでもなく、スポーツ推薦などで他の大学も考えた。ましてや、慶應ユニコーンズに関しては歴代で一人いたかいないかのレベルであり、狭き門どころか、どこで練習しているかもわからないくらいの状況であった。それでも、人生一度きりだから後悔の無いようにしたいと思い、慶應に通う幼馴染のツテを使い、なんとかリクリート担当の人に繋いでもらった。ありがたい事に、僕のためにユニコーンズAO担当が5.6人ついていただき、手厚いサポートを受けた。特に、親身になってサポートして頂いた、池田啓太郎さんには感謝してもしきれない。
後日談だが、その時の自分は、対面でサポートしてもらっている時に、「一旦、寝てきていいですか。」と言って部室の端っこで仮眠したり、初対面の先輩に「今体重何キロですか？ベンチプレスはどのくらいですか？」と質問したり、zoomで対策して頂いている時に、「10分間寝させてください。」と言って、そのまま朝まで熟睡したりと、とんでもない奴だと思ったと後日言われた。その節はすみませんでした。
そんなこんなで、高校アメフトラストシーズン関東大会準優勝とAO入試の両立をし、慶應大学合格を果たした。合格の決め手となったのは恐らく、9年間にわたる佐渡島での植物研究。お父さん、お母さん、9年間熱心に研究を共にしてくれて、入学まで導いてくれてありがとう。
そして、迎えたユニコーンズ生活。
振り返ると、怪我での戦線離脱や、4年秋にスタメンになれなかったこと。いろんな悔しい思いをしたけど、とにかく、個性豊かな同期や、後輩に恵まれてものすごく楽しい毎日を送れた。特に、3年生位からは、みんなと沢山遊ぶようになってめちゃくちゃお金もかかるようになったけど、より深い絆ができたと思う。社会人になってもみんなで集まりたい。
特に石塚は、ほぼ一緒にいた気がするありがとう。
石塚のことを書くと、俺は？俺は？って悲しくなる同期が沢山いると思ったので、みんなに一言ここで書くことにしたのでどうぞ！
毎回俺らの絡みでキレてくるラフィー、経済界や社会について沢山教えてくれた佐々木、3年連続で年越ししてくれてる松本、9.５割の確率で俺のギャグを笑ってくれる田口、運転する時とんでもないくらい席低くする長谷、ウエイト腕しかやらない田村、アントニーにめちゃ顔似てる山田、実はおれのギャグに虜の沼田、入浴後に胸筋維持のためにボディクリーム塗る玉川、こっそりもう資格取ってた中村、唯一の同学年同ポジで俺の家まで何回も送ってくれた横川、入部当初ふりかけくれた黒澤、喋らなかったらイケメンランキング一位の楢原、ギリ俺よりかっこよくない丹羽、ものすごくくっついてくる林、軽井沢でキレて排水溝のゴミ鷲掴みにした木内、何故か仲悪いキャラの藤崎、一応ロッカー隣の二宮、英語ペラペラな桑野、俺のモバ充平気な顔で勝手に使ってた太田、あんまり部活いない関野、めちゃくちゃシゴデキな澄川、世界一優しい和田、ハンドル握ると人格変わる前田、50メートル6秒台の朝比奈、パントを物理現象と解明した岩丸、バスケめちゃくちゃ上手いタケシゲ、大谷翔平よりもかっこいい永野、大一の頃１グラムも体重増やさなかった水野、しばらく俺のサンダル使ってた水嶋、ラインの既読遅い森川、隠れイケメン行友、楽しい飲み会開いてくれた矢山、責任感強い佐藤、ミーティング毎回寝るいぶき、大一の頃毎日バンダナつけてた木村、お母さんの方がベンチプレス強い新貝、最後まで拡声器買わなかった新海
みんな毎日ありがとう！
同期や後輩も毎日ありがとう。
特にLBの同期、後輩、最近はオフェンスの方に行ってて中々、関われてないけど、新チームが始まってからずっとついてきてくれてありがとう。
慶應に入れて、ユニコーンズに入部して憧れのユニフォームを着てプレーできて、みんなと出会えて、日本一幸せな最高の四年間を送れました！全ての出会いに感謝！
チームのみんな、ラストシーズン、日本一なって引退しよう！
BIG LOVE!
