慶應義塾体育会アメリカンフットボール部

忍耐

OL#56木村海道

入部してから今日まで本当に多くの人に支えられて今、引退の時を迎えようとしています。永遠にフットボールを楽しみたい気持ちがありますが、もう身体が持たないのでここで終わりにしようと思います。

入部を後押しして頂いた我が母校逗子開成の先生方、自分を受け入れてくれた先輩方、私をここまでのプレーヤーにしてくれた偉大なコーチ達、後ろで支えてくれた後輩達、どうもありがとう。どんな時も支えてくれた家族、そして私に忍耐と協調を教えてくれた同期には格別の感謝を伝えたいです。

4年間の中で、チームとして学校関係者、OBOGの皆様、そして何よりフットボールに携わる皆様にご迷惑をおかけしてしまいました。厳しいお言葉や我々の更生に期待する温かいご支援があったから今のチームがあります。今の活動は全て当たり前ではないことは引退するその日まで後輩に伝えようと思います。

4年間の心残りは逗子開成の同期とフィールドで会うことができなかったこと、そして全ての敗北です。他校で活躍している母校逗子開成の後輩にその夢は託します。台風の目とか、たかが一勝を下剋上と騒がれてるうちは日本一から程遠いのだと思い知らされました。私達を反面教師にして、必ずや夢を叶えて下さい。

OL#56 木村海道