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2024年から、全日本大学アメリカンフットボール選手権の大会方式を下記の通り変更することが決定しております。出場校は全国8つの学生連盟のうち、関東と関西を除く連盟から代表1校ずつ、そして関東と関西を代表各3校とし、計12校がトーナメントで争います。まず2024年から3年間実施し、27年以降については継続して検討していきます。
2009年より、甲子園ボウルは63回続いた東西大学王座決定戦から、全国8連盟が参加する全日本大学選手権となりました。09年から19年の10年間は様々な施策を試み、「質の高いフットボール」を目指し各連盟は発展、振興のため努力を続けてきました。しかし10年間を振り返った際、更なる発展が急務と考え、「学生アメフトの『安全』を最優先とすること」、「『ファン目線』と『競技者目線』を意識した枠組みとすること」を念頭に22年に東西の枠組みを超えたトーナメントに変更しました。今回は、さらにファンや関係者の皆さまが「観たい」と思うような大会となり、これまで東西対抗の流れを汲んできた決勝・甲子園ボウルで実力1、2位のチームが争うという、スケールアップしたトーナメントになることが期待されます。
2024年からの全日本大学選手権の方式
1. 関東、関西両学連は各3校が出場し、東西以外は各学連1校が出場する
2. 3年間は新方式で実施する。4年目以降も継続するか、別方式に変更するかは新方式を実施しながら検討していく
3. 1回戦勝者が2回戦に勝利した場合でも、準々決勝の開催地と日程は変更しない
4. 勝ち上がり地区が翌年度の当該ラウンド開催権を持つ(例:1回戦勝者は翌年の1回戦開催権)。ただし、準々決勝のうち関東、関西と他地区が戦う2試合は関東、関西以外での開催とする。また、決勝・甲子園ボウルは阪神甲子園球場に固定して開催する
5. 2回戦と準々決勝において、下のラウンドから勝ち上がってきたチームが勝利した場合、翌年度は勝利チームの所属する地区が、敗北したチームの所属する地区とトーナメント表の場所を入れ替わる(以下「勝ち上がり、負け下がり」という)。この場合、トーナメント表の左右の入れ替えは行わない。ただし、準々決勝で関東、関西の1位校が東西以外の地区に敗れた場合は、翌年度の関東、関西各3校のシード順を別途検討する
6. 「勝ち上がり、負け下がり」が発生しなかった場合、翌年度は2回戦のシード地区がトーナメント表の場所を入れ替える
7. 天変地異等により、試合が再開できない場合、両チームとの協議で試合終了とすることもあり得る。試合終了の場合、その時点の得点で勝敗を決し、同点の場合は、再試合を開催することとする。なお、日程や競技場を変更しての再試合の開催が困難な場合は、日本学生協会役員も含めて関係者で協議するが、原則としてシード順が上位のチームが勝ち上がることとする。
8. 決勝(甲子園ボウル)と準決勝は1Q15分、その他の試合は1Q12分で行う。ハーフタイムは1Q15分時は20分、1Q12分時は15分とする。準決勝まで、第4Q終了時に同点の場合は、公式規則通りにタイブレークシステムを行い、なお勝敗が決しない場合は、両チーム1名による抽選で勝利チームを決定する。その抽選方法は主管連盟が決定する。決勝(甲子園ボウル)は第4Q終了時に同点の場合、タイブレークは行わずに両校優勝とする。
試合日程
【準々決勝】
①11月23日(土) 関東2位 vs 関西3位 @味の素スタジアム(東京)
②11月23日(土) 関東3位 vs 関西2位 @神戸総合運動公園ユニバー記念競技場(兵庫)
③11月24日(日) 関西1位vs 東北・北陸・中四国の勝者 @ユアテックスタジアム仙台(宮城)
④11月24日(日) 関東1位 vs 北海道・東海・九州の勝者 @久留米総合スポーツセンター陸上競技場(福岡)
【準決勝】
⑤11月30日(土) ②の勝者 vs ④の勝者 @スピアーズえどりくフィールド(東京)
⑥12月1日(日) ①の勝者 vs ③の勝者 @ヤンマースタジアム長居(大阪)
【決勝】
⑦12月15日(日) 13:05K.O. ⑤の勝者 vs ⑥の勝者 @阪神甲子園球場(兵庫)