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2023.11.04
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4年生引退企画 ラストシーズンに懸ける想い OL 告野諒編

今年で引退をする4年生の「ラストシーズンに懸ける想い」をご紹介いたします。

まず、はじめにユニコーンズを通じて関わってくれた全ての人にこの場を借りて感謝したいです。塾高からアメフトを始め、引退するまでのこの7年間が僕を成長させてくれた原点であると思います。本当にありがとうございました。

 

唐突ですが大学生活を振り返るタイミングもこれから多分なさそうなので振り返ってみようと思います。

 

塾高で達成できなかった日本一を達成しようという思いを胸に入部したが、コロナが大流行。まともに練習もできませんでした。マスクをつけながらいざ全体練習が再開することになったが、すぐ足首の靭帯を怪我してまたアメフトができなくなりました。

 

2年生になり、ようやくアメフトに打ち込むことができました。尊敬する先輩達に出会い、技術的な面やアメフトへの向き合い方を学びました。この1年間で多くのものを学び、それが今の自分の基礎を作っていると思います。

 

これから先輩達から学んだことを活かして試合で活躍するぞ!と意気込んでいた矢先、またも不祥事で活動自粛を余儀なくされました。春シーズンの試合は全てなくなり、家の近くのジムでトレーニングする毎日。活動が再開し、シーズンが始まっても負け続け、本当に悔しかったです。そんな中起きた大逆転勝利の日大戦。僕のアメフト人生の中で最も嬉しかった出来事です。チームが一つになって勝利し、サイドライン、観客席までもその勝利を喜び合うというアメフトの醍醐味を肌で感じることができた試合でした。一生忘れない大切な思い出です。

 

先輩たちが引退し、自分たちの代になりました。副将になったもののチームの士気を高めるようなことはできないし、プレイヤーとして引っ張れるほど上手でもなく不安で一杯でした。全てが手探り状態の中、またも不祥事で多くの同期が退部しました。ついこないだまで一緒に練習していた同期がこの部から居なくなることが本当に辛かった。練習もつまんなくなり、何のためにアメフトをしていたのか分からなくなりました。

 

心に整理がつかないまま、活動再開の為に幹部で色んなところに謝罪しに行き、どうしたら再開できるのか模索しました。やっとの思いで再開できたが試合の1ヶ月前で練習する時間も無く、ただただ目の前の課題を一つずつ潰していく毎日でした。シーズンが始まってもなかなかODKが噛み合うことは無く、本当に悔しい毎日を過ごしていますが、その状況を打開しようと必死に日々の練習に取り組んでいます。

 

こんな感じで4年間を振り返ると、苦しい期間の方が多かったように思います。何度も活動自粛しアメフトに割く時間は本当に少なかったし、大好きだった仲間も居なくなった。でも多くの人に支えられてこれらの苦難を乗り越えてきました。この苦難を乗り越えられたことは自信に繋がったし、これからの僕の人生の糧になると信じています。コーチ・監督、尊敬する先輩達、すごく頑張ってくれた3年生以下の部員、苦しいシーズンを戦い抜いた4年生、辞めていった奴らも含めて、出会えたことに感謝だし、僕の人生の宝物です。本当にありがとうございました。

 

最後に

僕はユニコーンズが大好きです。自分を成長させてくれた場所だし、多くの出会いをくれたものです。このチームのみんなに恩返しをする為にも次戦は今までの思いを全てぶつける気持ちで必ず勝利します。応援のほどよろしくお願い致します。