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2023.11.04
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4年生引退企画 ラストシーズンに懸ける想い OL 工藤輝紀編

今年で引退をする4年生の「ラストシーズンに懸ける想い」をご紹介いたします。

こんにちは。

「ラストシーズンに懸ける想い」を読んでくださってありがとうございます。

 

僕の「ラストシーズンに懸ける想い」は、一言で言うと恩返しです。

 

僕はたくさんの人に支えられ、引退を迎えることが出来ます。このため、4年間ユニコーンズにおいても、それ以外でも携わってくださった皆様すべてに感謝いたします。皆様の存在なしには、僕は引退を迎えることが出来ませんでした。本当にありがとうございました。

 

以下、ユニコーンズでの日々を回顧しながら、ラストシーズンに懸ける想いを語ります。拙い文章ですが、温かい目でみてくれたら嬉しいです。

 

高校2年生の時、所属していた水泳部に水泳をやめさせられました。水泳は6歳の頃から始め、そこから11年間続けていましたので、人生の大半を捧げた大切なものを奪われました。水泳をやめた理由は部員の裏切りと、学校の過度に不適切な対応によるものでした。この出来事から、人を助けれる職業である弁護士を目指すことができ、また、母校を大学スポーツの花形であるアメフトで倒すことのできる慶應への受験を決意しました。しかし結果が振るわず、2年間の浪人生活を送ったのち、慶應に合格することが出来ました。合格当時は、浪人が終わった喜びとアメフトができる嬉しい気持ちの両方があったことを覚えています。

 

入部時のユニコーンズは、大半が内部進学組かアメフト経験者でした。このため、同い年の先輩や年下の後輩の存在、アメフトも未経験だった僕は恐怖しかありませんでした。その中でも、外部組のLB松尾と、内部進学組のQB成木と打ち解けたことを皮切りに、次第に代になじんでいくことが出来ました。僕の代はとても癖が強いメンツが多かったですが、皆一様に底抜けに明るく、優しい、最高の代でした。部活自体も、デイビットコーチのハイテンションなノリや、明るい先輩が多かったこと、出来ることが増えていったことなどで、毎日が本当に楽しかったです。

 

ですが、僕は3回退部を試みました。

2年生の時、資格試験との両立や、元々朝が起きるのが苦手だったというような個人的な理由で初めて退部を考え、代ミーティングまでしました。その時は、当時の復唱であったOL簗瀬に、決断とは何かを教えてもらい、退部を踏みとどまりました。

3年の時は、デイビットが辞め、部が自粛に入り、司法試験の道に絞ろうと考え、退部という選択を取りました。しかし、この時は同期の存在があって、「同期とアメフトをしたい」という思いで退部を踏みとどまることが出来ました。高校時代は、同期に裏切られて自分の好きな水泳が出来なくなったことや、元々水泳は個人スポーツであることから、仲間がいなかった僕にとってユニコーンズの同期は僕にとって最高な存在でした。

4年の時は、事案の為同期の大半がいなくなり、廃部の危機もあり、一番仲の良かった同期もいなくなることを知り、退部を考えました。この時は、告野と鎌田の存在で退部を踏みとどまることが出来ました。

 

このように、私は何度も部から去ろうとしましたが、何度も戻るチャンスを与えられ、受け入れてくれました。彼らの存在があったから、僕はユニコーンズに居場所を持つことが出来たし、最高の学生生活を送ることが出来ました。本当にありがとうございました。

 

このような恩に報いるには、東大戦の勝利に貢献することしかできません。今までのユニコーンズを紡いでいった先輩たちの思いや、辞めていった同期、そして今も奮闘し続けている同期・後輩の為にも、来年以降も日本一を目指せる環境を残していくために暴れたいと思います。応援のほどよろしくお願いします!

 

 

 

最後に、感謝等々をこの場を借りて述べさせていただきます。

 

LINESの後輩達へ

 君たちのことが本当に大好きです。後輩というよりも、弟のように思ってます。不甲斐ないことが多くあったけど、受け入れてくれて、先輩って呼んでくれてありがとう。君たちと過ごせて本当に楽しかったです。なんか困ったときとか、挫けそうになったときはラーメン食いながら相談乗るから連絡してね!

 

 

同期へ

 みんなに出会えたおかげで、僕は人生で初めて仲間に出会えた。同期のみんなが大好きだったから、退部を踏みとどめることができた。ほとんどが年下だけど、本当に尊敬してるし、みんなと同期になれたことは僕の誇りです。

 

 

告野・鎌田・仁へ

鎌田・告野がいなければ部に戻ることを考えもしなかったし、戻れなかった。5月から仁と三人で守ってくれたおかげで、この部は存続できているし、立教と戦えたし、引退を迎えられた。感謝しかない。ありがとう。

 

 

成木へ

僕は成木を誰よりも努力家と思ってる。

1年の時から相馬・又平とのポジション争いをしていたのに、全くめげずに努力を怠らなかったところからそう思った。成木からすると当然と思うんだろうけど、僕からしたらオフ返上して練習してるというのは考えられない。というか多分そこまで自分を追い込めない。水泳時代でもそこまでやっていた人はいなかったよ。だから、2年の医学部戦のあと、成木はQBをやめる決断をしたとき、僕もめちゃくちゃ悔しかった。でも、成木はユニコーンズを去らずにACとして貢献する道を選んで、最後まで残って貢献した。

僕はあまり誰かのために何かをすることはしないけど、「誰のためにアメフトをするか」って聞かれたら成木の名前を挙げる。そのくらいリスペクトしてるよ。

これからも仲良くしてくれると嬉しいす。

 

 

家族へ

僕のユニコーンズの活動を支えてくれてありがとう。感謝は冊子に載せてるので、ここではこれくらいにします。