慶應義塾体育会 | 38 | 9 | 桜美林大学 |
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秋季リーグ戦2次チャレンジリーグの最終節。対戦相手は、前節横浜国立大学を相手に大量得点で勝利した桜美林大学。勝てばBIG8とのチャレンジマッチに進出、負ければ自動降格の大一番。4年生の引退もかかった試合。会場はアミノバイタルフィールド。10:45キックオフ。
第1クォーター(以下1Q、他Qも同様)。慶應のキックで試合開始。 慶應はオンサイドキックを選択するも、自陣で桜美林にボールを確保される。そこから UNICORNSにとって厳しい試合展開が続く。「攻める桜美林、守る慶應」の構図。桜美林は、3年RB#5山田のランや、4年WR#83宮澤のロングリターンで攻め続けるが、慶應は4年DB#20藤田や2年DB/P#28 丹羽の安定したディフェンスで簡単に得点を与えない。慶應は流れを掴みたいが、QBサックも記録され、主導権を握れない。1Qはスコアレスで終了。
2Q。慶應は3年QB#15相馬を中心に攻撃を組み立てるが、自陣で桜美林DB#23増田にインターセプトをされる。桜美林はそこから攻め続けるが、慶應は1Q同様、鉄壁のディフェンスで守り抜く。この厳しい展開に耐え続け、このシリーズをフィールドゴールの3失点に抑えきる。ディフェンスで最小失点に抑えた慶應。失点後、慶應はパスで攻撃を組み立てて、徐々に敵陣に攻め込んでいく。そして10分、3年QB#15相馬の4ヤードのランで逆転に成功。トライフォーポイントも成功し、7-3とリードする。得点直後には4年DB#20藤田がインターセプトを記録。その2分後にもまたもや4年DB#20藤田がインターセプト。リードを保ち、前半を7-3で折り返す。
3Q。後半開始から攻撃のリズムを掴んだ慶應は、2分に4年RB#2中島のランで得点を追加。7分には、4年RB#27村上の40ヤードのランで今シーズン初得点となるタッチダウン。4年RBの2人の活躍で桜美林を突き放し、21-3とリードして3Qを終える。
4Q。4分には2年DB/K#29玉川のフィールドゴールで3点追加。6分には、DB/P#28丹羽のパントを桜美林のリターナーがファンブル。そのこぼれ球を2年DB#43林がエンドゾーン内で捕球し、点差を広げる。11分にはランで桜美林にタッチダウンを奪われるも、その直後には、2年QB#16松本から2年TE/SB#9黒澤への52ヤードタッチダウンパスが決まり勝負あり。38-9で勝利し、TOP8の8位となったため、BIG8の1位とのチャレンジマッチに進出となった。
※12/4にBIG8の最終節が行われ、その結果によりチャレンジマッチの対戦校はBIG8 1位の明治学院大学に決定いたしました。